305開発部様より、寒村を舞台に継ぎモノの少女コドクとの生活を描くHRPG「継ぐ者のコドク」をご紹介します。
もくじ
あらすじ
村外れの研究施設跡まで足を延ばした彼は、そこで「継ぎモノ」の少女コドクと出会う。
敵意を向ける少女をなだめすかし、家へ連れ帰ったイオは彼女と共同生活をはじめる。
次第にイオとの穏やかな生活に順応し、変わっていくコドク。
しかし、「継ぎモノ」であるコドクを恐れ、嫌う村人も多くおり――――
コドクとの生活
昼は依頼を請けて仕事、夕方は訓練、日没には帰宅。夕食時は、その日の出来事を話して過ごし、日の終わりに床につく。
コドクが心を開くようになると、毎晩ベッドで愛し合うようになり、仕事先でもHできる。
繰り返しの日常だが、その中にも小さな変化が散りばめられ、穏やかな日常の演出が心地よく作られている。
また、本作ではサブキーで「仲間と話す」ことができ、「なにかがあった後」「誰かと話した後」「なにかを調べた後」などで細かく会話内容が変化する。
他愛のない話から、世界観に迫るような内容もあるので、気がつけば頻繁に仲間と話している。
HシーンはLive2Dを用いたヌルヌルと動くアニメーション。
コドクとの和姦がメインだが、コドク以外の女の子とのH、バッドエンドによる凌辱などもいくつかある。
ほとんどのHシーンは膣内射精→精液ボテとなっており、断面図や受精描写、妊娠要素が存在。妊娠/孕ませへの強いリビドーがうかがい知れる。
シビアなQTE戦闘
本作では主人公イオの攻撃・回避判定の多くが、QTEで行われる。とくにゲームを開始した直後は、イオ一人で「継ぎモノ」と何度か対峙するため、テンポが悪く感じるだろう。
しかし、コドクが仲間になってからは一転。その圧倒的な戦闘能力の前では、なんのボタン入力も必要ない。普通のRPGと同じように敵を蹴散らせる。
また、本作はイベント戦が主体で、頻繁に雑魚戦闘は起こらない。そのため、ゲーム序盤で危惧したほど、面倒くさい戦闘が連続する訳ではない。
それでも、本作がQTE戦闘をメインに据えていることには変わりない。ストーリーの展開上、イオが一人で戦うことになったり、ここぞという場面でQTEを求められることもある。とくに物語の後半は、演出と絡めたものが秀逸なので、QTEアレルギーな方にも、是非自分の目で確かめて欲しい。
どうしてもクリアできない場合は、難易度を「国家元首向け」まで落とすことで、ゲームを進めやすくすることもできる。
あとがき
独特の雰囲気を伴った作家性の強い作品で「Hシーンが目的」というより、お話と作品世界含めて全部を楽しんで欲しいですね。
本文中では控えましたが、体験版範囲以降に登場するヒロイン達も魅力的です。
Hシーンは少ししかないですが、二人きりの日常から、三人四人と家族が増え。彼女達との交流を通し、成長していくコドクも見どころの一つです。
また、直接語られないメッセージも随所に仕込まれており、本作をより奥深いものにしています。