イベントスクリプト

[メッセージ表示] @mes,string

引数

string : 表示する文字列

説明

指定文字列をメッセージウィンドウに表示します。
メッセージウィンドウに入る文字列は1行39文字×4行分で、
一行に入りきらなかった場合は自動改行されます。
文字列中に「¥」と記述する事で任意に改行する事ができます。

使用例

@mes,住吉の言葉を合図に一行は動き出す。¥今、彼女達の戦いの幕が上ったのだ。

[キャラクターメッセージ表示] @cmes,character_id,expression_id,string

引数

character_id  : キャラクターID
expression_id : 表情ID(-1を指定する事で立ち絵を非表示)
string : 表示する文字列

説明

通常時:指定キャラクターの台詞としてメッセージを表示します。
        基本的に @mes の機能と変わりありませんが、最初の1行はキャラクター名が、
        文章の始まりと終わりには鍵括弧が自動的に挿入されます。
探索時:指定キャラクター下の台詞を表示します。
        最大文字数は21文字×1行分となります。
        指定キャラクターが存在しない場合は読み飛ばされる。

使用例

@cmes,2,2,うう、やっぱり凄い瘴気だね
@cmes,1,0,私達には魔法衣がありますけれど、この分では村の方達が心配ですね
@cmes,0,3,すぐに原因を叩けば良い

[メッセージ色変更] @change_mes_color,color

引数

color : 変更するメッセージ色(0x で指定)
        0x=16進数である事の宣言
        =透明度 ff で固定
        =赤色 00~ff で指定
        =緑色 00~ff で指定
        =青色 00~ff で指定

説明

メッセージ色を変更します。

使用例

@change_mes_color,0xffffff00
@mes,¥           【新しいエリアの発見について】           
@mes,探索していると新しいエリアを発見することがあります。
@mes,発見したエリアは探索終了後にマップ画面に追加され、¥次のターンから探索が可能になります。
@change_mes_color,0xffffffff

[キャラクター表情変更] @change_exp,character_id,expression_id

引数

character_id  : キャラクターID
expression_id : 表情ID(-1を指定する事で立ち絵を非表示)

説明

キャラクターの表情を変更します。
キャラクターメッセージを出さずに、キャラクターの立ち絵に変更を加えたい場合などに使います。

使用例

@cmes,0,0,まだ敵が残ってる
@mes,それだけ言うと、ふみかは背を向けて歩き出す。
@change_exp,0,-1

[ポップアップメッセージ表示] @telop,string

引数

string : 表示する文字列

説明

指定文字列のポップアップメッセージを表示します。

使用例

@telop,エリア浄化によって敵が弱体化しました!

[メッセージウィンドウ表示設定] @set_msgwnd,display

引数

display : 表示状態
          0=非表示
          1=表示

説明

メッセージウィンドウの表示状態を設定します。
非表示状態ではウィンドウ内の文字も非表示となりますが、入力自体は受け付けます。
※ 探索中イベントでは使えないイベントスクリプト。

使用例

@set_msgwnd,0
@msg,このメッセージは表示されない
@set_msgwnd,1
@msg,このメッセージは表示される

[キャラクターアニメ変更] @canime,character_id,animation_id

引数

character_id : キャラクターID
animation_id : アニメーションID

説明

指定キャラクターのアニメーションを変更する。
指定キャラクターが存在しない場合は読み飛ばされる。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@canime,0,0
@canime,1,0
@canime,2,0
@mes,沼を越えて古城への順路を行くと、広く濃密な森林が立ちはだかった。

[背景変更] @background,background_id,display_type

引数

background_id : 背景ID(-1を指定する事で背景を非表示)
display_type  : 表示方法の種類
                0=フェード表示
                1=瞬間表示

説明

指定背景に変更する。
通常時と探索時で以下のように挙動が異なります。
通常のイベント : 指定背景に変更する。
探索中イベント : 画面手前に一枚絵を表示する。

使用例

@background,32,1
@bgm,11
@mes,気がつけば、辺りの景色は一変していた。

[エリア背景変更] @area_background,area_background_id

引数

area_background_id : エリア背景ID

説明

指定エリア背景に変更する。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@fade,1,0x000000,1.0
@area_background,7
@wait,0.5
@fade,0,0x000000,1.0

[効果音再生] @se,se_id

引数

se_id : 効果音ID

説明

指定効果音を再生する。

使用例

@se,8
@telop,「忘れられた古城」を発見しました!

[ループ効果音停止] @stop_se,se_id

引数

se_id : 効果音ID

説明

指定ループ効果音を停止する。

使用例

@se,77
@fade,0,0x000000,1.0
@mes,景色が暗転したかと思えば、次の瞬間には再び世界は塗り換わっていた。
@mes,充満する瘴気が、夕日を遮って妖しげなピンクに辺りが染め上げている。
@mes,森のそこかしこからは、逃げ惑うエルフ達の悲鳴が聞こえてくる。
@mes,そこはかつて、アリシアが経験した落日の日に他ならなかった。
@cmes,21,-1,ふふ、アリシアぁー、捕まえたぁ~
@mes,変化はそれだけに留まらなかった。¥アリシアの敬愛する姉も、その日の姿で現れて然るべきだった。
@stop_se,77

[キャラクターボイス再生] @voice,character_id,voice_id

引数

character_id : キャラクターID(0~2 を指定)
voice_id     : ボイスID

説明

指定キャラクターのボイスを再生する。

使用例

@voice,2,12

[キャラクターのループボイス停止] @stop_voice,character_id,voice_id

引数

character_id : キャラクターID(0~2 を指定)
voice_id     : ボイスID

説明

指定キャラクターのループボイスを停止する。

使用例

@voice,0,11
@mes,ふみかのループボイス再生中
@stop_voice,0,11

[音楽再生] @bgm,music_id

引数

music_id : 音楽ID

説明

指定音楽を再生する。

使用例

@bgm,19

[戦闘開始] @battle,character1_id,character2_id,character3_id

引数

character1_id : 敵1のキャラクターID
character2_id : 敵2のキャラクターID
character3_id : 敵3のキャラクターID

説明

イベント中に指定敵パーティーとの戦闘を行う。
事前に @setnpc が呼ばれている場合、
敵の指定を行わないと @setnpc で設定された敵との戦闘となる。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

注意点

そのエリアに設定されていない敵を指定すると読み込みに失敗します。

使用例1

@battle,16

使用例2

@setnpc,17,17
@battle

[敵パーティーを事前作成] @setnpc,character1_id,character2_id,character3_id

引数

character1_id : 敵1のキャラクターID
character2_id : 敵2のキャラクターID
character3_id : 敵3のキャラクターID

説明

イベント中に指定敵パーティーを事前作成する。
メッセージ表示をしつつ敵パーティーを表示したい場合などに使用します。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

注意点

この命令は敵パーティーの読み込みを待たずに終了し、
@battle が呼ばれた時点で読み込みが終了していなければ、
読み込み終了まで待ちます。
そのため、@battle を挟まずに連続して @setnpc を呼び出すなどすると、
環境によって意図しない挙動となる場合があります。

使用例

@setnpc,17,17
@battle
@setnpc,18
@battle

危険な使用例

@setnpc,17,17
@setnpc,18
@battle

[フラグ操作] @setflag,flag_id,state

引数

flag_id : 操作するフラグID
state   : フラグの状態
          0=フラグを無効化
          1=フラグを有効化

説明

指定フラグを操作する。

使用例1

@setflag,502,1

使用例2

@if,1001,0
@mes,システムフラグを用いたチュートリアル
@setflag,1001,1
@endif

[エンディングへ(エリア踏破)] @scene_clear

説明

通常時:エンディングへ移行する
探索時:エリア踏破

使用例

@scene_clear

[撤退成功] @escape

説明

撤退成功扱いにする
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@escape

[フェード操作] @fade,state,color,time

引数

state : フェード状態
        0=フェードイン
        1=フェードアウト
color : フェード色(0x で指定)
        0x=16進数である事の宣言
        =赤色 00~ff で指定
        =緑色 00~ff で指定
        =青色 00~ff で指定
time  : フェードにかかる時間

説明

フェードイン/アウトを操作する。

使用例

@mes,これからフェードアウトします
@fade,1,0x000000,1.0
@wait,0.5
@fade,0,0x000000,1.0

[フラッシュ] @flash,color,time

引数

color : フラッシュ色(0x で指定)
        0x=16進数である事の宣言
        =赤色 00~ff で指定
        =緑色 00~ff で指定
        =青色 00~ff で指定
time  : フラッシュにかかる時間

説明

画面をフラッシュさせます。

使用例

@mes,これから白フラッシュします
@flash,0xffffff,0.1
@mes,これから赤フラッシュします
@flash,0xff0000,0.1

[ウェイト] @wait,time

引数

time  : ウェイト時間

説明

指定時間ウェイトを挟みます。

使用例

@mes,これから1秒ウェイトします
@wait,1.0
@mes,ウェイトが終わりました

[キャラクターパラメータの変更] @set_param,character_id,parameter_type,value

引数

character_id    : キャラクターID
parameter_type  : パラメータの種類
                  00=最大HP
                  01=HP
                  02=最大スタミナ
                  03=スタミナ
                  04=最大防御力
                  05=防御力
                  06=最大回避力
                  07=回避力
                  08=ダウン回復時間
                  09=増加ダウン回復時間
                  10=最大ダウン回復時間
                  11=穢れ
                  12=最大穢れ
                  13=バッドスキル低取得に必要な穢れ
                  14=バッドスキル中取得に必要な穢れ
                  15=乳房感度
                  16=最大乳房感度
                  17=陰核感度
                  18=最大陰核感度
                  19=膣内感度
                  20=最大膣内感度
                  21=肛門感度
                  22=最大肛門感度
                  23=通常スキル1(スキルIDを指定)
                  24=通常スキル2(スキルIDを指定)
                  25=通常スキル3(スキルIDを指定)
                  26=形態変化スキル1(スキルIDを指定)
                  27=形態変化スキル2(スキルIDを指定)
                  28=形態変化スキル3(スキルIDを指定)
                  29=特殊スキル(スキルIDを指定)
                  30=バッドスキル1(スキルIDを指定)
                  31=バッドスキル2(スキルIDを指定)
                  32=処女を奪った相手(キャラクターIDを指定)
value           : 変更する値

説明

指定キャラクターパラメータを変更します。
パラメータの種類によって、値の処理のされ方が変わる点に注意してください。
13~14、23~32 のような固定値は代入、それ以外の可変値は加算処理されます。
また、ここで変更された値は周回によってリセットされます。
※ 探索中イベントでは使えないイベントスクリプト。

使用例

@telop,ふみかの最大スタミナが減少した!
@set_param,0,2,-500

[キャラクターロストエリアの変更] @set_lostarea,character_id,area_id

引数

character_id : キャラクターID
area_id      : エリアIDを指定
               -1 を指定する事でいずれのエリアでもロストしていないという意味となります。

説明

指定キャラクターのロストエリアを変更します。

使用例

@telop,ふみかが村でロストした事にする。
@set_lostarea,0,1

[スキル抽選確率の変更] @chgskill,character_id,skill_no,probability

引数

character_id  : キャラクターID
skill_no      : スキル番号
                0=通常スキル1
                1=通常スキル2
                2=通常スキル3
                3=変化スキル1
                4=変化スキル2
                5=変化スキル3
                6=特殊スキル
                7=バッドスキル1
                8=バッドスキル2
probability   : 変更する抽選確率

説明

指定キャラクターのスキル抽選確率を変更する。

使用例

/**
	アリシアのスキル発生確率変更
	0番目のスキル 80%
	3番目のスキル 80%
	7番目(バッドスキル1)のスキル 20%
*/
@chgskill,2,0,80
@chgskill,2,3,80
@chgskill,2,7,20

[キャラクター状態変化操作] @set_status,character_id,state,enabled

引数

character_id  : キャラクターID
state         : 状態変化ID
enabled       : 付与 or 解除
                0=解除
                1=付与

説明

キャラクターに状態変化を付与/解除する。
指定キャラクターが存在しない場合は読み飛ばされる。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@mes,敵の一団を蹴散らした直後、その背後から新手が迫る。
@mes,不意を突かれた一行は、一時的に動きが鈍くなってしまう。
@set_status,0,5,1
@set_status,1,5,1
@set_status,2,5,1

[探索エリアの設定] @set_search_area,area_id

引数

area_id : エリアIDを指定
          -1 を指定する事で探索自体をキャンセルする事もできる。

説明

探索エリアを設定します。
ここで言う「探索エリア」とはエリア選択時に設定される内部パラメータです。
そのため、この命令は「探索前イベントで探索先を切り替える」事が主な用途となります。
※ 探索中イベントでは使えないイベントスクリプト。

使用例

@if,558,1
// フラグ558が有効なら探索は発生しない
@set_search_area,-1
@endif
@if,558,0
// フラグ558が無効ならエリアID001を探索
@set_search_area,1
@endif

[エリアランクの設定] @set_area_rank,area_id,area_rank

引数

area_id   : エリアIDを指定
area_rank : エリアランクを指定
          0=低
          1=中
          2=高

説明

指定エリアのエリアランクを設定します。

使用例

@set_area_rank,1,0

[エリアの全長を変更] @set_stage_length,length

引数

length : 変更する長さ

説明

エリアの全長を一時的に変更します。
この変更は探索が終わると元の値に戻ります。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@set_stage_length,130

[エリアの瘴気濃度を変更] @set_miasma,miasma

引数

miasma : 変更する瘴気濃度

説明

エリアの瘴気濃度を一時的に変更します。
この変更は探索が終わると元の値に戻ります。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@set_miasma,30

[エリアの撤退確率を変更] @set_escape_rate,rate

引数

rate : 変更する撤退確率

説明

エリアの撤退確率を一時的に変更します。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@set_escape_rate,900

[エリアの再エンカウント猶予距離を変更] @set_invincible_length,length

引数

length : 再エンカウント猶予距離

説明

エリアの再エンカウント猶予距離を一時的に変更します。
※ 探索中イベントのみで使えるイベントスクリプト。

使用例

@set_invincible_length,5

[フラグによる条件分岐] @if,flag_id,state

引数

flag_id : フラグID
state   : フラグの状態
          0=フラグを無効なら真
          1=フラグが有効なら真

説明

指定フラグによる条件分岐です。
真であれば @if~@end までのスクリプトが処理され、偽であれば処理されません。

使用例

@if,558,1
@mes,1:フラグ558が有効
@endif
@if,558,0
@mes,1:フラグ558は無効
@endif
@setflag,558,1
@if,558,1
@mes,2:フラグ558が有効
@endif
@if,558,0
@mes,2:フラグ558は無効
@endif

[キャラクターパラメータによる条件分岐] @if_param,character_id,parameter_type,value,method

引数

character_id    : キャラクターID
parameter_type  : パラメータの種類
                  00=最大HP
                  01=HP
                  02=最大スタミナ
                  03=スタミナ
                  04=最大防御力
                  05=防御力
                  06=最大回避力
                  07=回避力
                  08=ダウン回復時間
                  09=増加ダウン回復時間
                  10=最大ダウン回復時間
                  11=穢れ
                  12=最大穢れ
                  13=バッドスキル低取得に必要な穢れ
                  14=バッドスキル中取得に必要な穢れ
                  15=乳房感度
                  16=最大乳房感度
                  17=陰核感度
                  18=最大陰核感度
                  19=膣内感度
                  20=最大膣内感度
                  21=肛門感度
                  22=最大肛門感度
                  23=通常スキル1(スキルIDを指定)
                  24=通常スキル2(スキルIDを指定)
                  25=通常スキル3(スキルIDを指定)
                  26=形態変化スキル1(スキルIDを指定)
                  27=形態変化スキル2(スキルIDを指定)
                  28=形態変化スキル3(スキルIDを指定)
                  29=特殊スキル(スキルIDを指定)
                  30=バッドスキル1(スキルIDを指定)
                  31=バッドスキル2(スキルIDを指定)
                  32=処女を奪った相手(キャラクターIDを指定)
value           : パラメータと比較する値
method          : 値との比較方法
                  0=指定値より小さいなら真
                  1=指定値以上なら真

説明

指定キャラクターパラメータによる条件分岐です。
真であれば @if_param~@end までのスクリプトが処理され、偽であれば処理されません。
※ 探索中イベントでも使用できますが、参照するパラメータは探索前のものとなってしまいます。

使用例

@if_param,0,1,100,1
@mes,ふみかのHPが100以上
@if_param,0,1,101,0
@mes,ふみかのHPが100
@endif
@endif

[条件分岐終端] @endif

説明

条件分岐の終端です。
必ず、@if~@end または @if_param~@end は対になる必要があります。
詳細は @if@if_param の説明をご覧ください。